ブレーキング時にフロントからノッキング音がする

ブレーキング時（またはあまり目立たない操作時）のノッキングノイズは、フロントサスペンション部品、特にコントロールアームブッシュの摩耗が原因である可能性があります。

下の画像は、ランダムに摩耗したロワーコントロールアームブッシュのものです。ご覧のように、ゴムが摩耗し、中央のコネクターが自由に動き回っています。ブレーキを使用していると、これらのブッシュに大きなストレスがかかるので、その時に聞こえる可能性が高くなります。

その他の症状としては、デコボコ道でのガタガタ音、低速時のステアリングフィール/挙動の変化、ブレーキング時の片側への引き込みなどがありますが、これは存在する場合としない場合があります。また、通常はアライメントが狂っているため、タイヤの摩耗が偏っている可能性があります。

ジャッキスタンドの上に車を立てることができれば、摩耗したブッシュは簡単に確認できることがあります（車によって異なります）。

_クリックすると拡大画像が表示されます。

腐ったブレーキダストシールドが原因ではないと思われますが、速度に応じてノッキングが繰り返されているのであれば、その原因が回転している何かであることを示唆していることになります。もしかしたら、ブレーキディスクがひどく歪んでいるのかもしれません。